しののめ会の創設 戦後の復興期の最中、大阪女学院は戦後いち早く、用地買収をし、ヘール・チャペル校舎などの建設に取り組んだ。 そのなかで、昭和29年5月、アンツ-カ―のテニスコート2面が開設された。その当時としては、誠に珍しく魅力的なものであった。 生徒たちが使用した後のトンボでの地ならしや重いローラかけや散水と、今は、少なくなったアンツ―カ―のコートの整備は大変なものであった。 そんな重労働を一手に引き受けて施設の維持管理に一人黙々と携わっていたのが、当時女学院の先生だった高田成章先生だった。 そこで、高田先生は、当時の西村学院長に近隣住民を対象にテニスコートの開放をお願いされた。 当時、西村院長は、騒音・埃や自動車の出入りなど近隣に迷惑をかけていることを非常に気にされていて、テニスコートの開放は周辺住民への報恩感謝の意味合いを込めて賛同されたのである。 学院の教育方針に協力の意を忘れず授業の妨げにならぬようにする。 学院庭球部への物心、技術の支援を協力していく。 コート使用は、生徒を優先し仲良く使うこと。 会費をなるべく安くし収入支出を厳に記帳すること。 原則として日曜・祝日を練習日とし、授業なき日も可とする。 などの条件を守ることとし、 昭和32年6月10日 コート2面にて、高田成章氏を指導顧問とし、会員13名にて大阪女学院しののめテニスクラブとした発足したのである。 しののめテニスクラブ設立の主旨 本クラブは、大阪女学院の後援団体である。 本クラブのコートは、近隣住民のスポーツの場として女学院から好意的に提供されている。 本クラブは、女学院テニス部の強化に協力を惜しまない。 本クラブの会員は、コート管理に協力し、クラブ会費はクラブの運営、コートの維持管理及び女学院テニス部の支援に活用する。 本クラブの会員は、いかなる場合もコートの使用は、女学院の使用を優先とする。 本クラブの設立主旨に反するときは、コートの使用を停止し、クラブの解散もありうるものとする。(昭和50年5月14日学院長の通達より) クラブ設立 昭和32年6月10日 クラブ創立者 (故)高田 成章 大阪女学院しののめテニスクラブの歴史(歩み) 昭和 29.5 学院 西村次郎大阪女学院副院長の企画によるテニスコート新設 30.4 学院 硬軟混合庭球部発足 31.4 学院 硬式テニスに一本化 32.6 クラブ10日 しののめテニスクラブ創設(会員数13名)(提唱 高田、吉谷、大西(父子)岩崎、味岡他) 33.1 クラブ 最初のテニス会(参加16名) 8 学院 高木陽子(旧姓小幡)インターハイ単初出場 35.10 第三コート(旧4コート)自家労力にて費用掛けず増設 36.11 学院 OG飯田藍(旧姓川上)全日本混合優勝し、女学院の名を世に知らしめる 37.6 学院 大阪高校団体戦優勝、単 根来(高2)優勝 38.10 学院 宇部国体にて高女優勝 39. クラブ 野田家の奉仕によりクラブハウスを建設 8 学院 全日本ジュニア野々村(姉)単優勝 41.5 学院 榎内三枝子毎日選手権ジュニア優勝 11. 学院 OGの高木陽子(旧姓小幡)全日本にて単複とも優勝 43.9 学院 庭球部監督(32年4月就任)高田成章先生辞任 45.8 学院 インターハイ団体戦制覇この栄誉に対してしののめテニスクラブより優勝記念碑を寄贈建立 46.11 学院 大阪中学(秋季)野田洋子単、複(笠井)優勝 47.5 第5番目のコートを学院、クラブ労力奉仕して増設する(会員数188名) 49.8 学院 大阪中学団体戦優勝 50.8 学院 近畿中学団体戦優勝 51.7 学院 大阪中学団体戦優勝 クラブ 高田成章先生(70歳)にて庭球部の指導を引き受けられる 52. 第5コート短大校舎建設のため取り壊される クラブ 高田成章先生高齢のため庭球部指導を辞められる 53. クラブ 横井敏郎が高校庭球部のコーチ就任 54.1 クラブ 高田成章氏企画により正月テニストーナメント初開催 (会員数169名) 55.1 クラブ 高田顧問 木下学院長より表彰される(会員数193名) 56.2 第1・2コート改修工事完了 2 クラブ 高田顧問 読売テレビ“ズームイン朝”に出演(会員数225名) 3 クラブ 高田顧問 大阪府知事より表彰される 9 クラブ 初企画の敬老の日グランドベテランテニス会開かれる 57.4 クラブ 高田成章氏企画により正月テニストーナメント初開催 (会員数169名) 4 クラブ 堀江清弘(高校)池田幸雄(中学)の両氏がコーチ就任 6 クラブ 創立25周年記念会報を発行(会員数227名) 平成 8.3 クラブ 当クラブの創設者である高田成章氏90歳で死去 8 第1~第3コートをアンツーカーからオムニコートに全面改修する 16. 第4コートを取り壊す(現在の芝生広場) 18. 日本テニス協会より長年にわたり大阪府下の中学・高校のテニス大会開催の協力に対して表彰される 19.6 クラブ シェラトン都ホテル大阪にて創立50周年の祝宴開催 29.4 クラブ 昭和46年より続けてきた五月山テニスクラブとの交流戦を中止 6 ホテルニューオータニにて創立60周年の祝宴開催(会員数142名)